
● 頭部の描き方。(1)
バランスの重要性。
人の顔の部位は、ある程度、下の図の位置関係に倣っています。
人の顔を描くときは、バランスが重要です。
目や鼻や口の位置関係を正しく描けさえすれば、たとえ美人
(ハンサム)に描けなかったとしても、個性的で魅力ある表情
になるのです。
もし、目や唇が上手に描けたとしても、頭の大きさや 目 鼻 耳 口
の位置が間違っていれば不自然な表情になってしまいます。
だから、"顔のバランスと位置関係"を正しく覚える必要があるの
です。
頭、目、鼻、耳、口の大きさと位置関係。
下の図は、顔の部位の位置関係の目安になるものです。
ここで取り上げる事柄は、バランスの取れた顔を描く上での
基準となるので、しっかり覚えておく必要があります。
頭部
○ 頭部は球体を基準にしてその中に収めるように描きます。
( [ Fig.1 ] [ Fig.2 ] [ Fig.3 ] を参照。)
顔の中心と幅
○ 顔の中心は、眉間になります。
・ 頭の幅 A には、個人差があります。
丸顔の人を描きたければ、頭の幅 A を広くとります。
面長の人を描きたければ、頭の幅 A を狭くとります。
( [ Fig.1 ] を参照。)
生え際、鼻、唇の位置。
○ 円を描き、縦の中心線を4等分します。
・ D の位置を生際にします。(この位置は人によって差がある。)
・ B の位置に鼻があります。
鼻は、円の4分の1の長さです。
・ C の位置に唇があります。
( [ Fig.1 ] [ Fig.2 ] を参照。)
顎
○ 顎の幅は E (円の4分の1)の幅を大体の目安にしておくと
よいでしょう。
( [ Fig.2 ] を参照。)
耳の位置。
○ 円の中に直径が2分の1の円を描き、円の中心を通るように
垂直線と水平線を引き、円を4分割します。
・ 耳は、扇型 F の中に収まります。
そして耳は、鼻と同じ B の長さで、同じ高さに配置され
ています。
( [ Fig.2 ] [ Fig.3 ] を参照。)
